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ポカンとお口開いてませんか?

2019.12.18(水)

八王子駅南口徒歩2分 八王子駅前リーフ歯科

さたかです☺️✨

 

寒さが増しインフルエンザが猛威を振るう時期😳‼️

皆さんは普段、鼻から呼吸できてますか❓

鼻水は1日に約1ℓも分泌されています。そのうち約7割は、鼻を通る空気を加湿するのに利用されます。鼻水が取り込んだ空気に湿り気を与えることで、体内に入る空気の湿度は90%以上に高められます。

鼻は、空気をきれいにする働きも持っています。
まず、ホコリなどが体内に侵入するのを防ぐのが鼻毛です。そして鼻粘膜に生えている微細な線毛と粘液層が、細菌やウイルスなどを捕獲します。つまり、鼻から入った空気はこれら異物の多くが除去され、いわば空気清浄器から放出された空気のような状態になっているのです。

また、粘液には抗体があるため、細菌やウイルスが粘膜の細胞に付着したり侵入するのを防ぎます。風邪やインフルエンザは、病原体が細胞内や粘膜で増殖することで発症しますので、鼻から入った空気は、口から入る空気より、感染症にかかるリスクが少なくなるのです。

また、鼻から呼吸することで、空気が温められます。その温度は35〜37度にもなります。口呼吸ではここまで温められることがなく、冷たいまま肺に届けられてしまいます。すると、肺の免疫力が低下するリスクにつながったり、肺にかかる負担が大きくなってしまいます。

このように、鼻は加湿器・空気清浄器・エアコンの3台を合わせた機能を持っています。

 

ところが、口呼吸では、鼻呼吸ほど異物を取り除けないほか、温度や湿度も高められません。喉の奥にはリンパ組織があり、通常であれば免疫がはたらくのですが、鼻で排除されるべき異物まで喉に入ってくると、除去しきれなくなってしまう場合があります。すると気道が細菌やウイルスに感染する危険性が高まり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます

さらには口呼吸の場合、唾液が分泌されてもすぐに乾燥してしまうため、虫歯になりやすくなったり、歯周疾患などを起こしたり、口臭が強くなったり、前歯の着色といったことも指摘されています。

また子どものころから口呼吸が当たり前になってしまっていると、口を開けている時間が長くなるために、口輪筋による前歯の舌側への作用が弱くなり、歯列や咬合が正常でなくなることがあります。

口呼吸は『百害あって一利なし』と言われるぐらいです。

花粉症や喘息などさまざまな病気を、鼻呼吸に戻すことで治そうという試みも行われています。

 

手洗い・うがい・歯磨き鼻呼吸でインフルエンザを予防しましょう💪‼️