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予防習慣で防ぎたい歯周病
皆さんこんにちは。
八王子駅南口から徒歩2分
八王子駅前リーフ歯科です。
日本人の成人の多くが罹患し、今や「国民病」とも呼ばれる歯周病。
たいした自覚症状がないまま進行していくことが多いことが、患者数増加の原因だと考えられています。
歯周病の症状や予防法を理解し、普段あまり意識していない方もこれを機に歯周病について考えてみてはいかがでしょう。
このような症状はありませんか?
・歯を磨いたときや固いものを食べたとき、歯ぐきから出血する。
・歯ぐきが赤い、はれている。
・歯がグラグラ動く感じがする。
・歯間によく食べものが挟まる。
・歯が長くなったような感じがする。
・歯磨きをすると歯ぐきが痛い。
・冷たいものを飲むと、むし歯でもないのにしみる。
・口臭がある。
以下にひとつでも当てはまる場合、歯周病の可能性があります。
歯周病予防に一番大切なのは、毎日の「適切な歯磨き」です。
人によって、お口の環境や歯並びはさまざま。
ただ闇雲に磨くだけではなく、その方のお口に合った磨き方や、歯ブラシの選び方も大切になります。
歯磨きをする時は、歯の表面だけでなく、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が溜まりやすい歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目もしっかり磨くようにしましょう。
プラークは歯周病菌の温床となるので、毎日しっかりブラッシングをして取り除くことが大切です。
どんなに毎日しっかりと歯磨きをしていても、プラークを完全に落とし切ることは不可能です。
また、プラークは放置しておくと歯石になってしまいます。
そこで、定期的に歯科医院でプロによるクリーニングを受ける必要があります。
歯科医院では、歯周病の進行度の確認や、プロによるクリーニングで徹底的なプラークや歯石の除去を行います。
すでに歯周病の初期症状である歯ぐきの炎症が観られる場合には、消毒による消炎処置を行います。
歯周病がある程度進んでいる場合はこれを何度か繰り返すことになり、重症化している場合には外科的処置も必要になってきます。
また、毎日の歯磨きが治療にも予防にも重要ですので、歯並びに合わせたブラッシング方法をアドバイスさせていただきます。
歯周病は自覚がない状態が長いわりには、放置しておくと歯が抜け落ちる、重篤な全身疾患を引き起こすなど、大変おそろしい病気です。
歯周病の治療と予防には、歯科医院と患者さんが協力して進めていくことが大切です。
当院は日曜も診療しておりますので、今はまだ自覚症状がない方も、一度お口のチェックにお越しください。